平成9年頃よりクッキーづくりを始め、平成12年菓子製造業の営業許可を取得。フランス菓子の研究家に直接指導を受け本格的に取り組んできた。従来の「授産製品」ではなく、消費者に選ばれる製品開発をめざし材料を厳選し製造方法の試行錯誤を何度もくり返し、平成17年にはシフォンケーキ製造に着手。開発した5種類のなかでも可部名産の醤油を使った「しょうゆシフォンケーキ」は、地元テレビ局がとりげるほどの評判を呼んでいます。醤油の香ばしさが醸し出す懐かしさと新鮮さは市販のものに引けをとりません。またしっとりした独特の食感は、可笑屋のシフォンケーキセットや可部の町の新しいお土産品として知名度が広がり重宝がられている。デジタルスチームオーブンの導入により、製造量を増やすだけでなく、焼きムラのない良質で本格的なクッキー、ケーキが可能になりました。
移転・工場新設により広い作業環境の下で、衛生的、効率的でかつ品質を向上した菓子製造を行うことで主製品である各種クッキー、シフォンケーキをスーパーマーケット等の市場へと販路を拡大しています。